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[「満蒙開拓平和記念館」事業計画 ]

※.ここでは記念館事業の計画について述べています。但し、この事業計画
は平成18年の構想発表時に作成したものをベースとしていますので、一
部は現在の事業計画見通し等と異なる部分もあることは御了承下さい。

◎事業名称

 満蒙開拓平和記念館

◎事業目的

 多くの犠牲者(日中双方)満蒙開拓にかかわる諸資料等を収集、保管、研究、展示し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを次世代に語り継ぐための拠点とする。

◎基本概念

 全国から約27万人が渡満し、日中双方から多くの犠牲者を出した満蒙開拓については、これを記念、記録等するための「満蒙開拓」に特化した記念館、資料館等がまだ全国どこにも設置されていない。この記念館を全国で最も多くの開拓団(青少年義勇軍含む)を送出した長野県にあって、その約1/4を送出した飯田・下伊那地方に設置し、満蒙開拓の記録、保存、語り継ぎ、研究の拠点とする。同時に、満蒙開拓語り継ぎ事業活動の拠点、残留邦人等帰国者の交流施設等も兼ね、日中友好活動等にも寄与し得る施設とする。

◎事業概要

  1).まだ全国どこにも無い満蒙開拓に特化した記念館を、全国27万人開拓団のうち最も高い比率で送出し、言わ
    ば「満蒙開拓の縮図」とも言える飯田・下伊那地区周辺に設置することにより、満蒙開拓の史実等を記録、保存
    していく。

  2).単に満蒙開拓等を記録、研究、展示等するだけでなく、国内、海外に向けて平和の尊さ、戦争の悲惨さを発信
    するための拠点としていく。

  3).多くの犠牲者を出した満蒙開拓を主テーマとすることから、関係者、中国人民の感情等も十分に配慮した建設
    計画準備、完成後の運営等、十分に慎重を期する。

  4).記念館は飯田・下伊那地区での建設を目指すも、構想自体は全国唯一の満蒙開拓関係記念館としての全
    国的展開・規模を前提とし、完成後は地域内だけでなく、広く県内外、国内外からも来訪者があるような広域的
    施設とする。

  5).建設実現後において維持管理に窮すること等の無きよう、建設後の維持管理方法等について十分な研究、対
    策を練っていく。

◎記念館建設予定地
 
    長野県下伊那郡阿智村駒場 

◎記念館建設計画の概要  (当初案です)


  ①.立地については、長野県飯田市周辺(下伊那郡部含む)にて、かつ高速道路インターより概ね車20分以内にて
    大型バス等も乗り入れ可能な、幹線街路沿いまたはこれに準ずる地域内にて建設用地を確保する。

  ②.敷地面積としては2,000㎡(600坪)を目途に確保したい。

  ③.建物自体には余り費用をかけず、展示内容を充実させることを第一とする。   

    1).建物外観   旧満州開拓地等をイメージさせる農家風または煉瓦造等   
    2).建物構造等  木造及び一部鉄筋コンクリート造平家建   
    3).建物床面積  約660㎡(約200坪)

  ④.施設内容  展示室、映像室、資料保管室、小規模多目的ホール(約50人)、研究室、事務室、食堂・喫茶
    売店、中国物産等販売コーナー、旧満州関係資料等販売コーナー、地域産品等販売コーナー、等

◎資金計画  ※.当計画はあくまで当初案であり努力目標。  


  ⅰ).全体資金計画(当初素案)      (項 目)             ( 金 額      (備 考)
                         用地費        50,000,000円   買収想定   

                        建物建築費      200,000,000 円   
                        外構整備費       30,000,000 円   
                         展示費         50,000,000 円   資料収集含む   
                        当初運営経費       50,000,000 円      
                         関連諸経費       20,000,000 円    
                           合 計       400,000,000円   

  ⅱ).資金調達計画(当初素案)        (項 目)                ( 金 額      (備 考)
                
        民間篤志家寄付等     100,000,000円

                       関連団体・個人等寄付金  100,000,000円
                          国・県助成金       200,000,000円
                             合 計         400,000,000円
 
◎事業スケジュール(当初素案)   


  ※.当計画はあくまで素案であり努力目標。 2010年のオープンを目指し、2008年度中に建設予定地の選定を
   終え、2009年には建物及び展示ブース等全体基本プラン作成、2010年にはこれの着工に向けて計画を進める。

◎建設及び運営方法・組織(当初素案) 

  財団法人等の運営法人等を設立し、同法人等により建設、運営(予定案)。


◎完成後の運営等について

  1).完成後の運営・経営維持こそ大切であり、コンパクトに運営でき、息の長い施設として活用できる仕組みを作る。
    極力、自主財源による運営とすべく、地域産品、満蒙開拓・平和活動事業関係、中国物産品等の販売、食事
    施設等の導入により収益性を持たせ、財政維持を図ると共に、地域参住民加型の運営を目指す。

  2).周辺地域との連携を図り、共存共栄の施設として地域に密着した能動的な施設として運営していくことを目指す。
    満蒙開拓等関係者のみでなく地域住民等の参加型の施設運営とする。

  3).修学旅行等も含め、青少年教育、平和教育の場所としての機能を充実させる。

  4).既に全国各地にあるような戦争資料館、平和記念館等にするのではなく、満蒙開拓に特化した個性的で特色あ
    る施設とするべく、展示内容、運営等に工夫を凝らせていく。

  5).中国帰国者等の交流の場ともするほか、日中友好活動、平和維持運動参加者の活動の拠点等、交流センタ
    ー的な多機能性も持たせる。

  6).「満蒙開拓・語り部の会」の定期開催会場としその活動拠点とすると共に、「満蒙開拓語り部」の養成講座を実
    施し、地域社会との連携を深める。

  7).満蒙開拓に関する専門研究性を持たせるため、記念館内に「満蒙開拓研究所(仮称)」を置き、満蒙開拓に関
    する専門的研究を行う拠点ともする。

                                                                  (以上)


    ※.文書中に「旧満州」、「満州」等の用語を使用していますが、これらを美化・賛美しよう等の意図ではなく、歴
      史を正しくそのままに伝えようという意図によるものです。



[完成イメージ図]

※.この記念館のイメージ図は、あくまでイメージであり、実際に建設される記念館とは異なります。
  イメージ図をクリックすると画面が拡大されます。

[基本コンセプト案]

◆中国東北部(旧満州)の農村部にあるような、並木のアプローチで玄関に向かう。
◆正面アプローチ横にある坪庭へ平和記念碑を設置。入館前に精神を整える。
◆風除室をロビーに入ると正面に伊那谷の景観が飛び込んでくる。